ロコモ外来イメージ

ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ、運動器症候群)は、加齢や病気疾患(骨粗しょう症、変形性関節症、関節リウマチ、脊柱管狭窄症など)により、骨、筋肉、関節、腱、神経などの運動器に障害が生じることから、介護を要する、あるいは寝たきりになるリスクが高い状態を指します。

背中が丸くなっていく、腰や膝に痛みやしびれがある、運動習慣がなく加齢により足腰が弱まった場合、移動機能(立つ、座る、歩行など)が低下しやすく、ロコモティブシンドロームのリスクが高まりますので、注意が必要です。

なお、ロコモティブシンドロームは60代から注意すれば良いと考えがちですが、実は40代の5人に1人がロコモ予備群とされているため、早めの対策が重要です。
ロコモティブシンドロームは予防することができ、一度ロコモの状態になってしまってもリハビリテーションなどの対策することで改善することができます。身体の筋肉量と筋力を維持することで、介護が必要な状態や将来の寝たきりを防ぐことができます。

健康寿命を伸ばしたい方、運動が苦手で早期にロコモと診断されそうで心配な方は、自宅での自主筋肉トレーニング方法など改善に向けた指導も行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。