骨粗鬆症外来イメージ

何らかの原因で骨が脆弱化し、骨折しやすくなる病気です。
この場合、体内のカルシウムが不足するなどして、骨の内部がスカスカになってしまいます。多くの患者様は、転倒した際に手を付くなど、ちょっとしたことで骨折して発症に気づくようになります。

女性の患者数が多いのが特徴で、とくに閉経に伴って発症するケースが多いです。
また男女を問わず高齢者は、腸管でのカルシウム吸収が低下するので、骨粗鬆症を発症しやすくなることもあります。

骨折しやすい箇所としては、背骨、手首、肋骨、脛骨肩のつけ根、太ももの付け根です。
背骨が体の重さに耐えられなくなると圧迫骨折を起こし、その際に背中が丸くなる、腰が痛むといったことがあります。
また太ももの付け根を骨折すると寝たきりになる確率が高いです。